山梨県の形のシルエットと、河口湖畔から見た富士山とピンクのススキの原

カテゴリー: 採水地の水

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一つの町に二つの水系【採水地の水】富士河口湖〜山梨県〜

  • 山梨県の形のシルエットと、河口湖畔から見た富士山とピンクのススキの原
  • 山梨県富士河口湖町は、富士五湖のうち四つを抱える富士山北麓の町。町の水道水源は、南の富士山から来る水と北の御坂山地から来る水に分かれ、バナジウムは富士山系で50µg/L以上、御坂山地系ではおおむね10µg/L以下と中身が違います。地下水学会誌の査読論文と町水道課の公表資料をもとに、ひとつの町にある二つの水系を整理しました。

山の湧き水で暮らす町【採水地の水】大町〜長野県〜

  • 長野県の形のシルエットと、山の上から見下ろした木崎湖と大町の町
  • 長野県大町市の上水道は四つの湧水を水源に、浄水方式は塩素消毒のみ。北アルプスという「大きな水がめ」の仕組み、高瀬川・鹿島川と堰の町、川の水が地下へ伏没して安曇野わさび田湧水群(昭和の名水百選・日量70万トン)として湧き出すつながり、宅配水の公表値を、大町市水道ビジョン・市立大町山岳博物館研究紀要・安曇野市・環境省の資料を出所に整理します。

年2,200mmの雨を森が蓄える【採水地の水】木曽〜長野県〜

  • 長野県の形のシルエットと、木曽・上松町の赤沢自然休養林に立ち並ぶ木曽ヒノキの森
  • 木曽川の源流域・長野県木曽町は、年降水量約2,200mm、森林率約93%の雨の多い谷。御嶽山の大きな湧水が新期溶岩流に沿って流れているという査読論文の報告、木曽谷の地質4区分、中山道の宿場と尾張藩の森林保護、木曽川源流の水木沢(平成の名水百選・日量8,000トン)、宅配水の公表水質を、長野県・環境省・木曽町・木祖村の資料と地下水学会誌の論文を出所に整理します。

標高980mの湖のふもとに眠る【採水地の水】山中湖〜山梨県〜

  • 山梨県の形のシルエットと、紅葉したカエデ越しに見える山中湖の青い湖面
  • 標高980mの堰止湖・山中湖を囲む山中湖村は、水道も宅配水も富士山の地下水。二度の溶岩流が形づくった湖、五つに分かれる帯水層、忍野八海の湧水の主要な水源が山中湖の水であるという査読論文の報告、村の水道と世界遺産の湖、宅配水の公表水質を、山梨県・山中湖村・環境省・観光協会の資料と地学雑誌の論文を出所に整理します。

花崗岩をくぐって透きとおる【採水地の水】北杜・白州〜山梨県〜

  • 山梨県の地図輪郭を重ねた採水地シリーズのアイキャッチ。背景は北杜市白州町の尾白川渓谷・千ヶ淵
  • 山梨県北杜市白州町は、甲斐駒ヶ岳の花崗岩の谷を流れる尾白川(名水百選)の里。環境省が「ミネラル類がごく微量、バランスよく溶け込んでいる」と記す水質、甲州街道・台ヶ原宿と酒蔵、同じ市の八ヶ岳南麓に湧く三分一湧水(日量約8,500トン)・大滝湧水(日量約22,000トン)、白州の天然水工場の企業公式情報を、環境省・北杜市・山梨県・観光協会の資料と査読論文を出所に整理します。

雪どけが何十年もかけて地下を旅する【採水地の水】富士吉田〜山梨県〜

  • 山梨県の地図輪郭を重ねた採水地シリーズのアイキャッチ。背景は紅葉の木々越しに見る富士吉田の市街と富士山
  • 富士山北麓の富士吉田市は、水道水の全量を地下水・湧水でまかなう町。溶岩の層が運ぶ伏流水のしくみ、忍野八海(名水百選)と同じ桂川水系という位置、富士講と御師の町の歴史、宅配水の公表水質を、富士吉田市の水道資料・環境省ポータル・地学雑誌の査読論文を出所に整理します。

毎分60トンの飲める水がわき続ける里【採水地の水】南阿蘇〜熊本県〜

  • 熊本県の地図輪郭を重ねた採水地シリーズのアイキャッチ。背景は南阿蘇村を流れる河陰用水と杉木立
  • 阿蘇カルデラ南側の南郷谷にある南阿蘇村は、白川水源(毎分60トン)と南阿蘇村湧水群(日量17万トン)の名水百選11か所を持つ村。カルデラ内地下水の4区分と滞留年数、水田が育てる年間6,900万m³の涵養、熊本地震の影響、宅配水の公表水質を公的資料と査読論文で整理します。

溶岩の層でろ過され高原に届く【採水地の水】富士宮・朝霧高原〜静岡県〜

  • 静岡県の地図輪郭を重ねた採水地シリーズのアイキャッチ。背景は富士山本宮浅間大社の湧玉池
  • 富士山西南麓の富士宮市は、市街地の湧玉池に1日20万m³の富士山の地下水が湧く町。新富士火山の溶岩と古富士火山の層の境で水が湧く仕組み、滞留年数18〜39年の査読論文、浅間大社の門前町の歴史、宅配水2社の公表水質(硬度83と29)の違いを公的資料で整理します。

雪どけ水が地下で育つ高原の町【採水地の水】御殿場〜静岡県〜

  • 静岡県の地図輪郭を重ねた採水地シリーズのアイキャッチ。背景は乙女峠から望む富士山と御殿場の街並み
  • 富士山東麓の御殿場市は、市の水道も富士山と箱根山の地下水(井戸の深さ50〜300m)。雨と雪どけ水が溶岩や火山灰の層にしみ込み、数十年かけて地下を流れる採水地の仕組み、別荘地の歴史、同じ狩野川水系の名水百選2件、宅配水各社の公表水質を公的資料と査読論文で整理します。

水郷を育てた盆地の地下水【採水地の水】日田〜大分県〜

  • 大分県の地図輪郭を重ねた採水地シリーズのアイキャッチ。背景は玖珠川にかかる慈恩の滝
  • 大分県日田市は筑後川本流と玖珠川が合流する盆地の扇状地。県の河川整備計画が記す「地下に涵養される水」の仕組み、阿蘇熔岩の地質、天領の町の歴史、同じ水系の名水百選2件、宅配水各社の公表水質を公的資料と査読論文で整理します。