水道直結型の設置工事は大変?流れと所要時間

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水道直結型ウォーターサーバーを検討するとき、最大のためらいポイントになるのが「設置工事」ではないでしょうか。壁に穴を空けるのか、賃貸でも大丈夫なのか、退去時に元に戻せるのか——この記事では、水道直結型の代表的サービスであるウォータースタンドの公式FAQに記載されている事実にもとづき、設置の内容・所要時間・賃貸での可否・分岐できない場合の対応策を整理します。

掲載する数値・記載内容はすべて2026年8月時点の公式サイト調査にもとづきます。

結論:取付けは60分程度・穴あけなし・賃貸可・原状回復可

先に結論です。ウォータースタンドの公式FAQによると、水道直結型の取付け時間は60分程度で、壁や水栓・水道管に穴を空ける作業は一切ありません。賃貸住宅でも設置でき、取り外し時は元に戻すこと(原状回復)が可能とされています(公式サイト記載・2026年8月調査)

「工事」という言葉から想像されるような、住まいに手を加える大がかりな作業ではなく、水栓まわりの分岐部品の取付けが中心です。以下、各項目を詳しく見ていきます。

取付け時間60分程度・穴あけ作業なし・賃貸可・原状回復可・水栓から最大10mという設置工事の要点を6枚のカードで示した図
設置工事の要点。穴あけ作業は一切なく、賃貸でも設置でき、取り外し時は元に戻せます。図:水のソムリエ編集部作成

設置工事の内容と所要時間

水道直結型:60分程度の取付け作業

水道直結型は、キッチンなどの水栓の配管から分岐して、細いホースでサーバーへ水を送る方式です。公式FAQに記載された取付け時間は60分程度です(公式サイト記載・2026年8月調査)。作業の詳細な手順(何をどの順番で行うか)は公式FAQに記載がないため本記事では扱いませんが、「穴を空ける作業は一切ない」ことが公式に明言されている点は、設置をためらっている人にとって重要な事実です。

給水型:20分程度で設置完了

ウォータースタンドには水道直結型のほかに、タンクに水道水を注いで使う給水型の機種(ピュアライフS・ピュアライフL)もあります。給水型の取付け時間は20分程度と公式FAQに記載されています。水道への接続がないため、直結型よりさらに短時間です。直結型と給水型の方式の違いそのものは、ウォータースタンドと浄水型サーバーの違いで詳しく整理しています。

給水型の代表機種ピュアライフSは、幅260×奥行444(受け皿使用時455)×高さ470mm・重量16.1kg・給水タンク3.0Lの卓上型で、注ぎ口・タンク内の自動UV除菌を備え、フィルターは12ヶ月に1回(1日7L使用目安)、工具を使わず自分で交換できると公式に記載されています(公式サイト記載・2026年8月調査)。「工事は避けたいがウォータースタンドを使いたい」という場合の受け皿がサービス内に用意されている形です。

窓から光が入る、家具のない明るい部屋
壁や水栓・水道管に穴を空ける作業は一切なく、賃貸住宅でも設置できます。写真:Max Vakhtbovych/Pexels

賃貸住宅でも設置できる理由

賃貸住宅で設備を取り付けるときの心配は、「退去時に原状回復できるか」に尽きます。この点についてウォータースタンドの公式FAQは、次の2つを明記しています。

つまり、住まいの構造物を加工しない取付け方法のため、賃貸でも設置できるという整理です。退去時の撤去についても、元に戻せるという公式記載のとおり、穴を埋めるような補修を伴う作業にはなりません(公式サイト記載・2026年8月調査)。なお、賃貸物件での設備の取扱いは物件ごとの契約条件にもよるため、心配な場合は事前に管理会社や大家さんに確認しておくと安心です(この確認は当サイトからの一般的なおすすめであり、公式サイトの記載ではありません)。

キッチンのシンクに取り付けられた水栓
分岐できない場合も、シンク下分岐・立ち上げ水栓など4つの対応策があります。写真:Curtis Adams/Pexels

水栓の分岐ができない場合の4つの対応策

水栓の形状や設置環境によっては、標準的な分岐ができないケースもあります。その場合の対応方法として、公式FAQには次の4つが示されています(公式サイト記載・2026年8月調査)

「うちの蛇口は特殊だから無理かもしれない」という場合でも、選択肢が複数用意されているため、申込み前にあきらめる必要はありません。最終手段として給水型への切替が用意されている点は、浄水型サーバーを使うこと自体は住環境を問わずほぼ可能、ということを意味します。

窓辺の明るいキッチンで、シンクから離れたカウンターに空きスペースがあるところ
水栓のすぐ横でなくても、最大10mまでの範囲なら置き場所を選べます。写真:Marcus/Pexels

設置場所の自由度:水栓から最大10mまで

水道直結型は「水栓のすぐ横にしか置けない」と思われがちですが、公式FAQでは水栓から最大10mまで設置可能と記載されています(公式サイト記載・2026年8月調査)。キッチンカウンターの反対側や、リビング寄りの配置も検討の余地があります。

本体サイズの一例として、主力機種アイコンは幅180×奥行340×高さ385mm・重量7.6kgの卓上型で、設置には両側面に数cm・背面は壁から10cm以上のスペースが必要と公式に記載されています。サーバー設置場所の考え方は設置寸法の整理記事も参考にしてください。

設置費用:セルフメンテナンス機種は初回設置費無償

取付け作業の費用は機種区分によって異なります。公式サイトの機種比較ページによると、アイコン・ピュアライフS/L・メイト2・ガーディアンなどのセルフメンテナンス機種は初回設置費が無償、メイト・ネオ・トリニティ・S3・ROスタンドクールなどの訪問メンテナンス機種は設置費9,900円(税込)です(公式サイト記載・2026年8月調査)

また契約条件として、セルフメンテナンス機種は最低利用期間なし・解約金0円、訪問メンテナンス機種は1年未満の解約で撤去費6,600円(税込)と公式FAQに記載されています。「設置してみて合わなかったらどうしよう」という不安に対しては、セルフメンテナンス機種を選べば期間の縛りなく解約できる、という答えになります。

参考として、全11機種の月額(税込)とメンテナンス区分を一覧にします。設置費が無償かどうかは、この区分で決まります。

機種月額(税込)メンテナンス区分初回設置費
ピュアライフS2,530円〜セルフメンテナンス無償
ピュアライフL2,860円〜セルフメンテナンス無償
メイト22,750円セルフメンテナンス無償
アイコン4,400円セルフメンテナンス無償
ガーディアン4,400円セルフメンテナンス無償
メイト2,200円訪問メンテナンス9,900円(税込)
ネオ3,850円訪問メンテナンス9,900円(税込)
トリニティ3,850円訪問メンテナンス9,900円(税込)
S35,280円訪問メンテナンス9,900円(税込)
ROスタンドクール7,700円訪問メンテナンス9,900円(税込)
プライムスタンド5,500円公式比較表に区分の記載なし
表1:ウォータースタンド全11機種の月額とメンテナンス区分・設置費。公式サイト機種比較ページ記載(2026年8月調査)

なお公式の機種比較ページには「初期費用」という独立した欄はなく、費用として記載があるのは上記の設置費のみです(公式サイト記載・2026年8月調査)

設置後のメンテナンスはどうなるか

設置工事とあわせて気になるのが、設置後の維持の手間です。主力機種アイコンはセルフメンテナンス設計で、フィルターは6ヶ月ごとに無料で配送され(費用は月額込み)、未使用のまま6時間経過すると15分間のUV殺菌が自動で作動すると公式に記載されています(公式サイト記載・2026年8月調査)。定期的に作業員の訪問を受ける必要がないため、設置日以降は在宅対応の負担も基本的にありません。

ランニングコスト面では、アイコンの電気代の目安は月518円(冷水18L・温水18L使用時・27円/kWhのJDSA基準)と公式に記載されています。月額4,400円(税込)にフィルター代が含まれるため、継続的にかかる費用は「月額+電気代+水道代」という構成です(水道代の金額は使用環境により異なるため本記事では扱いません)。

設置される機種の中身:アイコンの仕様

取付けの手間をかけて設置する価値があるかを判断するために、主力機種アイコンの公式記載の仕様も確認しておきます。温度は温水が約70℃/約80℃/約90℃の3段階で選択でき、常温水・冷水にも対応します。フィルターはナノトラップフィルター搭載の記載があり、除去対象は20物質(JIS 17項目+JWPAS 3項目。準拠規格はJIS S 3201:2019・JWPAS B.210)で、有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)も除去対象として明記されています。代表例として遊離残留塩素・総トリハロメタン・クロロホルム・溶解性鉛・テトラクロロエチレンが挙げられています(公式サイト記載・2026年8月調査)

また、取り外して退去する場面まで考えると、解約手続きの窓口は問い合わせフォームまたはカスタマーセンターと公式FAQに記載されており、取り外し時は元に戻すことが可能です。解約金のかからないサーバーを条件に探している人は解約金0円のウォーターサーバー整理記事も参考になります。

申込み前のセルフチェックの流れ

設置工事のステップ形式の詳細な流れは公式サイトに記載がないため、ここでは公式記載の事実をもとに、申込み前に自宅で確認しておくとスムーズな項目を流れとして整理します。

【手順1】設置したい場所を決め、水栓からの距離を確認します。公式記載の対応範囲は水栓から最大10mです。

【手順2】設置スペースを測ります。アイコンの場合、本体は幅180×奥行340×高さ385mmで、両側面に数cm・背面は壁から10cm以上の余裕が必要です。

【手順3】水栓まわりの状況を確認します。分岐が難しそうな形状でも、前述の4つの対応策(シンク下分岐・立ち上げ水栓・オリジナル水栓・給水型への切替)があるため、この時点で判断がつかなくても問題ありません。

【手順4】賃貸の場合は、必要に応じて管理会社・大家さんへ設置の可否を確認します(穴あけ作業なし・原状回復可という公式記載を伝えると話が早くなります)。

【手順5】機種と申込み内容を決めます。設置後の解約手続きは問い合わせフォームまたはカスタマーセンターで受け付けると公式FAQに記載されており、窓口が明確な点も確認済みです。

まとめ:工事のハードルは低く、賃貸でも選択肢になる

水道直結型の設置について、公式FAQの記載を確認する限りの事実を整理すると次のとおりです。

住まいに手を加える工事ではなく、設置環境を理由に検討を止める必要はほぼないと言えます。

水道直結型で検討するなら、ウォータースタンドの主力機種はアイコンです。セルフメンテナンス機種のため初回設置費無償・最低利用期間なし・解約金0円で、月額4,400円(税込)にフィルター6ヶ月ごとの無料交換まで含まれます(公式サイト記載・2026年8月調査)

ウォータースタンド アイコン(水道直結型)
取付け60分程度・穴あけ作業なしで賃貸でも設置可能。月額4,400円(税込)の定額使い放題・初回設置費無償・最低利用期間なし・解約金0円(セルフメンテナンス機種)(公式サイト記載・2026年8月調査)
※分岐できない水栓にも4つの対応策が公式FAQに示されています
ウォータースタンド公式サイトで料金を見る

設置の可否だけでなく「そもそも直結型がわが家に合うのか」を判断したい場合は、水道直結型が向く家庭・向かない家庭で家庭条件別に整理しています。いずれの記載も2026年8月時点の公式サイト調査にもとづくため、契約前には最新の公式情報の確認をおすすめします。

出典

一次資料(公的機関の公表資料および企業の公式サイト)