蛇口の写真を背景にウォーターサーバーと直結配管ラインを描いたイラスト(ウォータースタンドの仕組みの記事)

ウォータースタンドとは?水道直結型の仕組み解説

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ウォーターサーバーを調べていると「水道直結型」という言葉を目にします。ボトルの受け取りも、タンクへの水の注ぎ足しも不要で、水道の配管からサーバーへ直接給水する方式です。その水道直結型の代表的なサービスがウォータースタンドです。

本記事では、ウォータースタンドとはどんなサービスなのか、水道直結型はどのような仕組みで動いているのか、設置に大がかりな工事は必要なのかを、公式サイトの記載のみにもとづいて解説します。掲載する数値・記載内容はすべて2026年8月時点の公式サイト調査によるものです。

結論:水道の配管から直接給水する定額制の浄水型サーバー

先に結論です。ウォータースタンドは、ウォータースタンド株式会社が提供する浄水型ウォーターサーバーで、水道の配管から分岐して直接給水する「水道直結型」を中心に、全11機種をレンタル方式で展開しています。主力機種「アイコン」の月額は4,400円(税込)の定額で、水をどれだけ使っても料金は変わりません(公式サイト記載・2026年8月調査)

設置については、水道直結型の取付け時間は60分程度で、壁や水栓・水道管に穴を空ける作業は一切ないと公式FAQに記載されています。賃貸住宅でも設置でき、取り外すときは元に戻すことが可能です(公式サイト記載・2026年8月調査)。「工事」という言葉から想像されるような、住まいを傷つける作業は伴わない仕組みです。

出窓の下に据えられたキッチンのシンクと水栓。明るい日差しが入っている
キッチンの水栓まわりが、水道直結型の設置の起点になります。写真:Matt Bango/CC0

ウォータースタンドとはどんなサービスか

ウォータースタンドは、水道水を原水として使う「浄水型」のウォーターサーバーです。宅配水のように水のボトルを受け取って設置するのではなく、フィルターで浄水した水道水を冷水・温水・常温水として使います。サービスの骨格を整理すると次のとおりです。

ボトルの置き場所や受け取りの手間がない一方で、水道水を原水とするため、水そのものは自宅の水道の水質に依存します。その水道水をどこまで浄水できるかがフィルター性能であり、後述のとおり機種ごとに除去対象物質が公式サイトに明記されています(公式サイト記載・2026年8月調査)

「サーバーだけをレンタルし、水は自宅の水道から」という形は、ボトルの在庫管理から解放される代わりに、サーバー本体の性能(浄水能力・温度機能・衛生機能)がサービスの価値のほぼすべてを占めることを意味します。だからこそ機種選びが重要になり、同社が11機種という幅広いラインアップを用意している理由もここにあります。

浄水型の中での位置づけ:水道直結型と給水型

浄水型ウォーターサーバーには、大きく分けて2つの方式があります。水道の配管につないで自動で給水する「水道直結型」と、本体のタンクへ水道水を手で注ぎ足す「給水型(タンク補充式)」です。市場では給水型のサービスが多く、ウォータースタンドは水道直結型を主力とする点が特徴です。あわせて、配管から分岐しにくい環境向けに給水型の機種(ピュアライフ Sなど)も用意しています。

給水型が中心の他社サービスと比べたい場合は浄水型ウォーターサーバー5社比較を、そもそも浄水型と宅配水のどちらが向いているか迷っている場合は浄水型と宅配水の違いを参考にしてください。

水道の配管から分岐部品・チューブを通ってサーバー本体のフィルターへ給水し、冷水・常温水・温水として使えるまでの流れを示した図
水道直結型は配管から分岐して自動給水します。タンクへの補充作業は発生しません。図:水のソムリエ編集部作成

水道直結型の仕組み

水道直結型は、キッチンなどの水栓まわりの配管から専用の部品で水路を分岐させ、細いチューブでサーバー本体へ水道水を送り込む方式です。本体に届いた水道水はフィルターを通って浄水され、機種に応じて冷水・温水・常温水として注げます。タンクに水を注ぎ足す作業そのものが存在しないため、「水を切らす」という概念がなく、補充の手間もありません。

宅配水と比べたときの生活動線の違いも押さえておきましょう。宅配水はボトルの受け取り・保管・交換という作業が定期的に発生しますが、水道直結型にはこれらの作業が構造的に存在しません。一方で、原水はあくまで自宅の水道水なので、「天然水を飲みたい」という目的には合いません。何を優先するかで方式の向き不向きが決まります。

浄水の要となるフィルターについて、アイコンは「ナノトラップフィルター」を搭載し、除去対象は20物質(JIS S 3201:2019の17項目+JWPAS B.210の3項目)と公式サイトに記載されています。除去対象には有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)も明記されており、代表例として遊離残留塩素・総トリハロメタン・クロロホルム・溶解性鉛・テトラクロロエチレンが挙げられています(公式サイト記載・2026年8月調査)

キッチンのシンクの上に伸びるクロームの水栓のクローズアップ
取付けは水栓まわりで行い、壁や水栓・水道管に穴を空ける作業はありません。写真:Fernando Arcos/CC0

設置は水道直結型で60分程度・穴あけ作業なし

公式FAQによると、取付け時間は水道直結型で60分程度、給水型で20分程度です。壁や水栓・水道管に穴を空ける作業は一切なく、賃貸住宅でも設置できます。取り外すときは元に戻すことが可能なため、退去時の原状回復が前提となる賃貸でも導入しやすい仕組みです(公式サイト記載・2026年8月調査)

また、水栓から最大10mまで設置できるとされているため、シンクの真横に限らず、キッチンカウンターや少し離れた置き場所も検討できます。本体の設置寸法や周囲に必要なスペースの考え方はウォーターサーバーの置き場所と寸法で詳しく解説しています。

水道から分岐できない場合の対応

水栓の形状などの事情でそのまま分岐できない場合について、公式FAQでは次の対応が挙げられています。

このように分岐方法には複数の選択肢が用意されているため、「うちの蛇口では無理かもしれない」という場合でも、申込み前に設置可否を相談する余地があります(公式サイト記載・2026年8月調査)

給水型機種という選択肢:ピュアライフ S

どうしても分岐が難しい場合や、設置場所を配管の位置に縛られたくない場合の受け皿となるのが給水型機種です。代表的なピュアライフ Sは卓上サイズで、本体は幅260×奥行444(受け皿使用時455)×高さ470mm・重量16.1kg、給水タンクは3.0Lです。注ぎ口・タンク内の自動UV除菌機能があり、フィルターは12ヶ月に1回(1日7L使用の目安)、工具を使わず自分で交換できると公式サイトに記載されています(公式サイト記載・2026年8月調査)。取付け時間も給水型は20分程度と短く、配管まわりの条件確認が不要な分、導入のハードルはさらに下がります。

主力機種「アイコン」の特徴

ウォータースタンドの機種選びで軸になるのが、セルフメンテナンス機種の「アイコン」です。公式サイトの記載から主な仕様を整理します(表1)。

項目内容
月額料金4,400円(税込)・定額で使用量による変動なし
本体サイズ幅180×奥行340×高さ385mm・重量7.6kg
設置スペース両側面は数cm・背面は壁から10cm以上
使える温度冷水・常温水・温水(温水は約70℃/約80℃/約90℃の3段階)
フィルター交換6ヶ月に1回・無料で配送(費用は月額料金込み)
除去物質20物質(JIS S 3201:2019の17項目+JWPAS B.210の3項目。PFOS及びPFOAを明記)
衛生機能未使用6時間経過で15分間のUV殺菌が自動作動
設置費セルフメンテナンス機種のため無償
表1:ウォータースタンド アイコンの主な仕様。公式サイト記載(2026年8月調査)

幅180mmという横幅は、キッチンの調理スペースの一角にも収まりやすい寸法です。温水が約70℃・約80℃・約90℃の3段階から選べる点は公式コラムでも取り上げられており、「赤ちゃんのミルク作りにおすすめです」と明記されています(厚生労働省が推奨する70℃以上の温度にも言及があります)(公式サイト記載・2026年8月調査)。ミルク作りの手順や温度の考え方は赤ちゃんのミルクとウォーターサーバーでも整理しています。

冷水・温水に加えて常温水が使える点も見逃せません。冷たい水が苦手な人や、薬を飲むときに常温の水を使いたい人にとっては日常的に効く機能です。常温水の用途と各社の対応状況は常温水が使えるウォーターサーバーで整理しています。

電気代については、冷水18L・温水18L使用時・27円/kWh(JDSA基準)の条件で月518円と公式サイトに記載されています。電気代の算定条件は各社で異なるため、他社との横並び比較にはそのまま使えない参考値である点に注意してください(公式サイト記載・2026年8月調査)

ウォータースタンド アイコン
水道直結型・月額4,400円(税込)の定額使い放題。温水は約70℃/約80℃/約90℃の3段階、フィルターは6ヶ月に1回無料交換で費用は月額込み。セルフメンテナンス機種のため設置費無償・最低利用期間なしです(公式サイト記載・2026年8月調査)
ウォータースタンド公式サイトで料金を見る

料金と契約条件のあらまし

アイコンの月額4,400円(税込)はサーバーのレンタル料で、6ヶ月に1回のフィルター交換費用まで含まれます。セルフメンテナンス機種は初回の設置費が無償で、最低利用期間はなく、解約金も0円と公式FAQに明記されています。一方、訪問メンテナンス機種は設置費9,900円(税込)がかかり、1年未満で解約した場合は撤去費6,600円(税込)が発生するなど、条件が異なります(公式サイト記載・2026年8月調査)

機種は全11機種あり、月額は2,200円〜7,700円(税込)まで幅があります。全機種の料金一覧と、アイコンで契約した場合の1年・3年の総額試算はウォータースタンドの料金プランと総額を解説で、解約条件の詳しい構造はウォータースタンドの解約条件と違約金で整理しています。

なお、取得時点ではアイコンの2〜4ヶ月目のレンタル料が半額になるキャンペーンなどの記載もありますが、キャンペーンは終了・変更の場合があります。本記事の月額はキャンペーンを算入しない通常料金で統一しています。

明るいキッチンと、カウンターに椅子を並べたダイニングのある部屋
設置は水栓から最大10mまで。キッチンから少し離れた置き場所も検討できます(イメージ)。写真:NeONBRAND/CC0

ウォータースタンドが向いているかを判断するポイント

ここまでの内容を踏まえると、検討時の判断ポイントは次のように整理できます。

特に水道直結型は「そもそも設置できるか」がすべての出発点になります。水栓の形状や設置場所に不安がある場合も、シンク下からの分岐・立ち上げ水栓・オリジナル水栓・給水型への切り替えといった選択肢が公式FAQに示されているため、候補から外す前に確認する価値があります。

まとめ

ウォータースタンドは、水道の配管から直接給水する水道直結型を主力とした浄水型ウォーターサーバーです。取付けは水道直結型で60分程度、穴あけ作業は一切なく、賃貸でも設置でき、取り外し時は元に戻すことが可能です。主力機種アイコンは月額4,400円(税込)の定額で、フィルター交換費用込み・設置費無償・最低利用期間なしという構成です(公式サイト記載・2026年8月調査)

ウォータースタンド アイコン
タンク補充もボトル交換も不要の水道直結型。設置費無償・最低利用期間なしで、月額4,400円(税込)にフィルター交換費用まで含まれます(公式サイト記載・2026年8月調査)
ウォータースタンド公式サイトで料金を見る

本記事の記載はいずれも2026年8月時点の公式サイト調査にもとづきます。料金・仕様・キャンペーンは変更される場合があるため、契約前には最新の公式情報の確認をおすすめします。