妊娠中の飲み物は何がいい?妊婦さんにおすすめの「水」をご紹介

妊娠中の飲み物は何がいい?妊婦さんにおすすめの「水」をご紹介

妊娠中はとにかく喉が渇くと言われており、水分補給は妊婦さんにとって非常に大切です。水分を十分に取ることは、脱水症状や膀胱炎(ぼうこうえん)を防ぎ、妊婦さんの健康を守る上で効果的です。

また、お母さんが飲んだお水は、そのまま赤ちゃんを守る羊水になります。おなかの赤ちゃんをきれいな羊水で守り育てることを、すべての妊婦さんが願っていると思います。

しかし、何でもいいから飲めばいい!という訳ではもちろんありません。おなかの中の赤ちゃんに悪い影響を与えず、さらにつわりや便秘などのお悩みも解消できるといいですよね。

一言で「水」と言っても、その種類や効果はさまざまありますが、こちらの記事では妊娠中の健康を維持できるよう、妊婦さん特有のお悩みの解消にもつながるお水をご紹介していきます。

妊娠中の水分補給が大切な4つの理由

妊娠中の水分補給

妊娠中は水分をたくさん取るのがいいと言われていますが、なぜでしょうか。妊娠中の水分補給がなぜ大切なのか、その理由をまとめました。

その1:妊娠中は「喉が渇く」

妊娠中は、とにかく喉が渇くと言われています。妊娠すると、赤ちゃんを守るためにおなかまわりの脂肪が増えてきます。

その脂肪をエネルギーに変えるために代謝が良くなり、結果として妊婦さんは汗をかきやすくなり、脱水症状になる可能性があります。汗をかいた分、水分をきちんと摂取することは、脱水症状の防止につながります。

妊娠中の脱水症状は、特につわりの時期に起こりやすいと言われています。つわりがひどい場合、水さえ受けつけないという場合があるからです。

また、妊娠すると赤ちゃんに送るために血液量が増えます。血液をできるだけサラサラにして赤ちゃんにきれいな血液を送り届けなければいけません。血液をきれいな状態に保つためにも十分な水分摂取は欠かせません。

自分に合った水分摂取の方法で、こまめに水を飲むことを心がけましょう。

その2:「膀胱炎」の危険

妊娠すると、頻尿になる方が多くなります。それは、妊娠により大きくなった子宮が膀胱を圧迫するからです。ですが、実際にトイレに行くとあまり量が出なかったり、残尿感があったりします。そのうち尿意があっても、わずらわしさがあり、トイレに行くこと自体を我慢する方も少なくありません。

これは、妊婦さんにとってとても危険なことです。なぜなら、妊娠中は膀胱炎になりやすい時期でもあるからです。

妊娠すると、ホルモンバランスの崩れや自律神経の乱れが起きやすく、免疫機能が低下すると言われています。そのため、膀胱炎の原因となる細菌が繁殖しやすくなるのです。

しかしこの危険も、ちょっとした心構えや習慣で予防できます。頻尿のあまり水分を控えたいという方もいるかもしれませんが、それは逆効果です。

水分を控えたところで頻尿は改善されませんし、脱水症状にもつながりやすくとても危険です。しっかりと十分な水分を取り、トイレを我慢しないことが何よりも大切です。

その3:妊娠初期の「肌荒れ」・「ニキビ」は水分不足が原因

妊婦さんにとって、肌荒れも大きな悩みの1つです。妊娠前は肌荒れがなかった方でも、妊娠することでニキビの症状が出たりします。この肌荒れの大きな原因は、ホルモンバランスの変化です。

さらに、肌荒れの症状のひとつであるニキビは、ホルモンバランスの変化とともに、つわりによる栄養の偏りや便秘によって毒素が体にたまってしまうことでできるといわれています。

また、水分が不足することにより肌の乾燥を招き、それが肌荒れにつながっている例も少なくありません。

たくさんの水を補給することは、肌荒れ解消の面でも大切です。肌の乾燥を防ぐとともに、ニキビの原因となる便秘を解消することにもつながります。

つわりで食品から栄養をとれないときでも、ミネラル分を多く含む水をたくさん飲むことは肌荒れの解消に有効です。

その4:「羊水をきれいな状態に」保つ

羊水とは、子宮の中で赤ちゃんを守り育てるためのお水です。

妊婦さんが摂取した水は、そのままこの羊水となります。水分を摂取することは、この羊水をきれいな状態に保つことにつながります。

赤ちゃんは胎盤から栄養を補給しているのですが、妊娠後期になると、1日に500mlもの羊水を飲むようになります。羊水をきれいな状態に維持することは、赤ちゃんへの栄養を行き届かせるためにも大事なことなのです。

十分な水分補給はもちろんですが、赤ちゃんが飲んでもよい安全な飲み物を選ぶことも大切です。

1日の水分摂取量とタイミング

一日の水分摂取量

では実際に1日にどれくらいの水分を取ると効果的なのでしょうか?

妊娠している場合は、妊娠していないときと比較して500ml〜1Lも多く水分が必要になります。

水分摂取のタイミングですが、一気に水分を取るよりもこまめに水を飲むことを心がけてください。特につわりの時期やおなかが大きくなってくると、一度にたくさんの量の水分を取ることは負担になったりします。

また、一気に大量の水を飲むことは、むくみにもつながってしまいます。毎日こまめに水を飲むようにしてくださいね。

妊娠中は何を飲めばいいの?

飲んでいいもの悪いもの

具体的に、妊娠中は何を飲めばいいのでしょうか?妊娠中に飲んでもいい飲み物と、飲んではいけない飲み物をまとめました。

飲んでもいい飲み物

妊婦さんが飲んでもいい飲み物とは、アルコールやカフェインの入っていない飲み物です。水の他に、麦茶やルイボスティーなど、カフェインが入っていないお茶もOKです。

ジュース類も飲んでいけないということはありません。ですが、糖分の撮り過ぎは、体重増加につながりあまりよくありません。

日常的に取るのではなく、たまに飲むというように決まりを作るといいかもしれません。

飲んではいけない飲み物

妊婦さんにとって、たばこやアルコールはNGです。妊娠中のたばこは、赤ちゃんに必要な酸素や栄養を送るのを阻む(はばむ)といわれています。

また、アルコールによって、先天的な疾患を持つ赤ちゃんが生まれることがあるという報告があります。もともとお酒が好きだった方にとってはストレスになるかもしれませんが、妊娠中の飲酒は、胎児に影響が出ると言われているので、妊娠が分かった時点で控えましょう。

また、カフェインが入ったコーヒーやコーラ、緑茶もよくないとされています。カフェインを取ると、カルシウムや鉄といった栄養素が尿と一緒に出やすくなるという特徴があります。

さらに、胎盤を通じて赤ちゃんにカフェインが届いて負担をかけたり、血管を収縮させてしまい胎児へ栄養や酸素がいきにくくなるというデメリットがあります。

水道水は飲んでも大丈夫?

水なら問題がないということがわかりましたが、水道水は飲んでも大丈夫なのでしょうか?

基本的に、日本の水道局の水質管理はとても厳しく行われており、飲み水として大きな問題がないと言われています。ですが、つわりがひどい場合は水道水のカルキや塩素の味やにおいを受け付けないという方もいると思います。

また、水道水を飲む上で気になるのは「トリハロメタン」という発がん性のある物質です。塩素を大量に投入することで発生すると言われています。

これは、基本的に水を10分以上沸騰させておくことで除去できます。日本の水道水に含まれるトリハロメタンは海外に比べると少ないですが、心配な方は、沸騰処理をするか、市販のミネラルウォーターがおすすめです。

「つわり時期」におすすめしたい飲み物

つわり時期

多くの妊婦さんにとって、最初の試練となるのが「つわり」です。吐き気に悩まされ、食べ物や飲み物を受け付けなくなる方も少なくありません。

しかし、たとえつわり中であっても、水分補給は欠かせません。そこで、つわりの時期でも飲みやすいおすすめの飲み物をご紹介します。

炭酸水が人気の理由

多くの妊婦さんが、炭酸飲料であればつわりがひどい時期でも飲むことができたと答えています。吐き気がある場合でも、飲むと口の中がさっぱりとして気持ち悪さが和らぐと評判です。

炭酸飲料と言っても、コーラなど糖分やカフェインが入っているものは体重増加やその他の危険性がありおすすめできません。無糖の炭酸水であれば、毎日こまめに摂取しても問題がなく、おすすめです。特につわりがひどいという方は、一度試してみるといいかもしれません。

炭酸水にレモンなど果汁を加えて飲むという妊婦さんもいるようです。つわりの負担が少なくなるよう、自分なりの工夫を加えるのも効果的なようです。

妊婦さんに人気の高いPERRIER(ペリエ)やWILKINSON(ウィルキンソン)は硬度が高いので、つわり時期はおすすめできません。以下では、硬度が低い軟水の炭酸水をご紹介します。

通販で購入できるおすすめ品

CRYSTAL GEYSER Sparkling(クリスタルガイザースパークリング)レモン

クリスタルガイザースパークリングレモンは、カリフォルニア生まれのヘルシー&ナチュラル志向の方にも人気のノンカロリー炭酸飲料です。

シュワッとさわやか、ほのかなレモンの香りで、従来の炭酸飲料やミネラルウォーターにはない新しいおいしさになっています。

ノンシュガー・ノンカロリーなので健康や、ダイエットのためにカロリーを気にする方にもおすすめです。

軟水のミネラルウォーターがおすすめの理由

ミネラルウォーターには、ミネラルが少ない軟水とミネラルが多く含まれている硬水があります。軟水は硬水と比べて腎臓に負担が少ないと言われています。口当たりもまろやかなので、飲みやすい点が特徴です。

つわりのひどい時期であっても、負担が少ない軟水のミネラルウォーターであれば飲みやすく、おすすめです。また、腎臓に負担が少ないという意味でも、妊娠中におすすめしたいお水の1つです。

以下では、軟水で価格が安く、かつ知名度があるミネラルウォーターを2つご紹介します。

通販で購入できるおすすめ品

アルカリイオンの水

日本を代表する山、富士山。古くから霊峰として知られる白山。ふたつの名山のすそ野からくみ上げられたピュアな天然水を、電気分解でアルカリイオン化したカラダにやさしい水が「アルカリイオンの水」です。

日本人が慣れ親しんでいる軟水のため、口あたりがまろやかでおいしく、料理の素材に染み込む「浸透力」とうまみを引き出す「抽出力」に優れています。

使用後はペコッとつぶせる「ペコロジーボトル」を採用しているのでご家庭のかさばるゴミの量を手軽に減らすことができます。

南アルプスの天然水

サントリー南アルプスの天然水は、名水百選に選ばれた山梨県の甲斐駒ケ岳のふもとで採水されました。赤ちゃんにやさしい軟水で、体に負担なく安心してお飲みいただけます。

細菌検査や化学検査などさまざまな検査を毎月行い、徹底した品質管理をクリアし出荷されます。

大量生産、大量出荷が可能なのでお値段も抑えられ、おサイフにやさしい水でもあります。

妊娠中の「便秘」が気になる方におすすめしたい飲み物

便秘

妊婦さんの大半が便秘に悩んでいると言います。妊娠すると、ホルモンの影響や子宮の大きさの変化により、便秘になりやすくなってしまうからです。

そんな多くの妊婦さんが悩んでいる便秘解消のためにおすすめの水をご紹介します。

硬水のミネラルウォーターがおすすめの理由

硬水とは、ミネラルが多く含まれている水です。便秘がひどいという妊婦さんには、この硬水がおすすめです。

適度なミネラル分が腸を刺激し、便秘の解消につながります。朝、コップ1杯の硬水を飲むなど、自分なりのルールで飲むといいと思います。

日常的に飲んでも問題はありませんが、日常的にはより負担の少ない軟水を飲み、朝の1杯は硬水を飲むなどの調整を効かせて取り入れるのをおすすめします。

以下では、硬水の中でも硬度が低めのミネラルウォーターをご紹介します。

通販で購入できるおすすめ品

黒部の氷筍水

「黒部の氷筍水(くろべのひょうじゅんすい)」は源水の水質と味を損なわないよう、加熱以外の処理や成分調整は行わず自然のままのミネラルとおいしさを、そのままボトリングしています。

ミネラルを豊富に含んでいて、とってもヘルシー。スポーツ後のミネラル補給や妊産婦の方のカルシウム補給はもちろん、便秘解消やダイエットにもおすすめです。

また、カルシウムとマグネシウムのミネラルバランスが良いので、口当たりがまろやかですっきりとした味わいです。常温でもおいしくお飲みいただけます。

妊娠中の「むくみ」が気になる方におすすめしたい飲み物

むくみ

妊娠中は体がむくみやすいと言われています。むくみを出さないためには、常温の水をこまめに取ることが効果的です。

冷たいお水や大量の水を一気に飲むと、むくみにつながってしまいます。

天然水や純水がおすすめの理由

天然水とは、天然にろ過された水で、カルシウムやマグネシウムなど多くのミネラルを含んでおり、むくみ解消に有効と言われています。

また、純水は不純物を一切含まないお水のことです。純水の場合、不純物がほとんど取り除かれているので安心です。

日常的に安心して飲むことができる水がいいという方に特におすすめです。

以下では、赤ちゃんのために作られた純水をご紹介します。

通販で購入できるおすすめ品

ベビーのじかん 赤ちゃんの純水

北アルプス・安曇野を水源にした加熱殺菌済みの赤ちゃんにやさしいお水です。

粉ミルクには赤ちゃんの成長に必要なミネラルが含まれておりますので、ミネラルが豊富なミネラルウォーターでミルクを調乳するとミネラルのバランスが崩れてしまう可能性があります。

「ベビーのじかん 赤ちゃんの純水」ならミネラルをほとんど含まないため、粉ミルクの栄養成分を変えることなく調乳できます。

さいごに

今回はおなかの中の赤ちゃんに悪い影響を与えず、さらに肌荒れやつわり、便秘など妊婦さん特有のお悩みも解消できるお水をご紹介しました。

妊娠中にお母さんが口にするものは、そのまま赤ちゃんに影響してしまうのでとても大切です。

妊婦さんのお悩みや好みはさまざまだと思いますが、少しでも悩みの解消につながるために、おいしくて飲みやすい!と感じる水に出会うことも大事です。

自分に合ったお水とともに、出産まで健康な生活を送ってくださいね。